社史というカタチに残す意味

社史というカタチに残す意味

2016年2月10日

社史を本というカタチに残す効果。

●資料にまとめる意味

会社の歴史、出来事、成長の軌跡は形にまとめることによって読み物として資料として効果をだすことになります。たとえば、会社ののこれまでの歩みの中で継承しなければいかない出来事があっても古参社員の頭の中にしか残っていなければ後輩に伝え続けることは難しくなります。仮に文字に残されていたとしても、内容が精査されていなく伝わりにくいものであれば時がたつにつれてますます伝わりにくくなります。
社史といった本という形で、膨大な情報を時系列できちんとまとめてあれば、必要なときに、必要な人がいつでも読めることが可能になります。時間が経っても、読みたい時に確認することができ資料として効果を残すことができるようになります。

●歴史を残す意味

会社の変遷を忠実に残すことは決して良いことだけではなく、危機などを同時に残すことになります。読んだ人がそこから多くを学び、会社に好意、親しみを持てるようなものになることです。失敗などを包み隠すことは歴史を通して得た遺産を共有し継承することができなくなります。
危機の時にどう乗り切ったか、どのような先輩社員が対応したか、それを携わった人の思いや情熱を継承することが効果を発揮します。会社の危機は排除するものではなく、社史を作るために必要なものです

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