社史作成・発行の目的企画(対内編)

社史作成・発行の目的企画(対内編)

2015年12月17日

社史の発行目的を、自社の課題から考える。

会社の過去から現在まで会社の歴史を表すものとして社史を作成することが初めに考えられます。社史作成・発行の目的といっても歴史にのみフォーカスしたものだけではなく、販売促進やブランドイメージ向上をねらう目的をそなえた社史などを考えることも可能です。社史作成の目的や作成編集方法を考えると社史の目的を再構築することができます。

会社の歴史を過去の産物としてとらえるのではなく、未来に繋げるためのツールになります。創業の想い、理念を現在につなげることは会社の目的を明確する役割であり、会社運営や販売戦略などにリンクすることです。

●社員と社史の関係
社内コミュニケーションツールとして社史を考えることも可能です。

多くの会社で抱える組織課題の原因としてコミュケーションの不足は言われています。コミュニケーションの活性化をどうするのか、解決するのかということで組織課題の解消に向かうことも可能になるかもしれません。

社史を通して創業の志、拡大期の事業背景、先輩社員の想いなど過去とのコミュニケ−ションを図ることも可能なります。社史を生かした社内教育をすることで写真同士の意識共有や円滑なコミュニケーションの材料になることもあるかもしれません。会社のことを過去からさかのぼり理解すること、理解されることで互いの関係性を円滑なものにする効果が期待できます。

●ブランドと社史の関係
歴史の変遷を時系列で捉えることでブランドを客観視することが可能になります。

理念やブランドの浸透はどの会社でもスムースにいくことではないようです。会社の歴史を通して事業のながれや理念などを時代背景などと一緒に捉えることで社会との接点や必然性をふまえて捉えることができるようになります。社史を事業計画や新規アイディアの資料の一つとしてとらえることで、その会社の独自性をふまえて企画が立ち上がることができるかもしれません。社史として歴史や情報をしっかり整理しまとめることで未来へのヒントになるかもしれません。

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